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 投稿者:管理人 若き継承者  投稿日:2009年11月10日(火)01時08分32秒
返信・引用 編集済
  皆様はじめまして。

僕は詩吟という古典芸能をやってます。

皆様は詩吟がどんなものかご存知ですか。

詩吟と聞くと、「おじいちゃんやおばあちゃんがやってた。」と答えられるのが多いように思います。

しかし最近では、詩吟と言う言葉すら知らないというのが現状です。詩吟と言う存在が消えかかっているのです。

僕はその詩吟のとある流派の三代目をしています。

福岡県北九州市の田舎に道場を構えています。

そんな詩吟の世界のご相談を今日は皆様に聞いて頂きたいのです。


現在の詩吟人口は全国で数万人といると言われています。

そんなにいるなら詩吟が消える心配なんてない。と思われるかもしれません。

しかし、その数万人の大半が60歳以上の高齢者なのです。この高齢化がどんどん進むと、

近い将来、詩吟という存在は消えてしまいます。

また、全国には多くの流派があります。いったいどれほどあるのかと聞かれたら答えようがないのですが

人口数万に対し、約数百の会や流派があると言われてます。

その内の小さな一つが私の流派です。私の流派は祖父が残してくれたものでした。

祖父が地元の大手製鉄会社で働きながら、詩吟を教え、徐々に会員を増やし作り上げた詩吟の流派です。

少し前までは祖父の詩吟界への功績のおかげで、詩吟界では知るひとぞ知る詩吟の会でした。

私もそんな祖父の作った会が好きでしたし、一生会員の皆さんの嬉しそうな顔が見れたらと思っていました。

しかし、現実はあまりにも無惨なものです。詩吟界全体への衰退化の波は着実に私の会に及んできました。

過去1000人いたとされる会員数も現在はその三分の一に減少し、この10年で若手の会員がこぞって退会してい

きました。

今では我が会の若手とされるのは50代です。

それでもまだ偉大な祖父がいたから良かった。しかしそんな祖父も人の子。昨年亡くなりました。

私はその時アメリカに住んでいました。

ノコノコと帰国して来て、祖父が残した会員さん方と顔を会わせても、知らない顔もあります。

それは当然です。小学生までは私も詩吟をやっていました。コンクールなどでも実績を上げていました。

しかし、中学に上がってからと言うもの、この10年の間、完全に詩吟とは無縁の状態でした。

私は詩吟の世界で生きて行くことを敬遠してきました。「祖父がいるから。」と甘えていました。

また詩吟なんて食って行けない。と将来に失望していたのもありました。

そんな折、祖父が亡くなり、この職業に就かざるをえなくなりました。

会員さんがいるからです。会員さんはこの流派が好きで、詩吟が好きで会に残ってくれます。

そこに会員さんがいる以上、誰かが会を守って行かなければなりません。

ぼくも詩吟が嫌いではありませんし、会員さんが嫌いでもありません。

現実はそんな甘い考えで生きて行ける程楽ではありませんでした。

それからというもの今までとは環境がガラリと変わりました。

十年のブランク越しの旧復帰で、会のまとめ役です。

しかし、だんだんとこの日々が定着してくると、

これまで目を背けていたこの詩吟界の現状というものが目に入ってくるようになりました。

そしてそこから「なんとかしなければいけない」と使命感が湧いて来たのです。

自分なりに体を動かし調べ、考えて以下の事が今のこの詩吟界、そして芸能の世界を取り巻く大きな問題だと分かり

ました。

詩吟人口の高齢化。日本人の古典芸能、伝統芸能に対する関心の低下。若手会員の減少。若手継承者の減少。などな

ど今上げれるこれらは全国の詩吟の流派や会、はたまた芸能界全体にいえることだと考えます。

この問題は全て一つの問題に繋がっていると思います。

「認知度の低さ」

この事があまりにもこの詩吟業界、古典芸能業界でないがしろにされて来すぎてこれらの世界全体がこの問題から目

を背けてきたことによる今の現状だと考えています。

特に詩吟の世界ではその影響が一番強い。詩吟と言う芸能自体、他の芸能よりも少し次元が違うというような感じ

であるという原因からその影響を強く受けやすいと思います。

この問題を改善するために、僕はまず今までの詩吟界の会や流派を束ねているもの達の実態を見直す必要があると考

えました。

今までの詩吟の宗家や会長の傾向は「詩吟を教える」という「お稽古」としての意識が高かった詩吟の在り方でし

た。

もちろんそれも大事です。詩吟の世界で生きる上では欠かせない事ですが、あまりにもそこに固執しすぎて

外的な活動に流派の宗家や率先的でないことが原因であると考えました。

そこにはやはり、現在の詩吟の流派や会長の高齢化。これに伴い、会員の高齢化。

それはごく自然の成り行きだったわけです。

若い頃はバリバリ各地で詩吟を吟じ回って外的に動き回っていたかもしれない。

だからこそ会員も増える一方でした。

しかし時代は変わり、詩吟が流行る時代ではなくなりました。

そして、次の世代の継承者達はそれらを見て口を揃えて言うでしょう。

「この世界には未来がない。」

こうして継承者がいない所が増え、詩吟人口は減り、詩吟時代の認知度も結局下がるのではなく、

上がらなくなって行ったのです。


こういう問題がはびこる詩吟界で僕は生きて行く事を決めました。

そこにはやはり祖父の存在が大きかったです。

今まで生まれて来てこのかた、祖父の下で祖父と一緒に暮らして来ました。

あれしたいこれしたいという少年時代、青年時代のわがままも祖父がいるからこそできたわがままでした。

不自由なくこれまで生きて来れたのも、今生きているのも、祖父のおかげなのです。

死ぬまで恩返しが出来なかった分、なにかしてあげたい。しなければいけない。と思いました。

祖父に出来なくたって、祖父が残した会になにかできないだろうか。詩吟になにかできないだろうか。

そう考えるようになりました。


祖父が昔この流派を作って、一番多かった頃の1000人にまで会員を増やしたい。

今いる約三倍です。

そしてもう一度地元福岡 北九州を詩吟と言う芸能で盛り上げて行きたい。

それが今の目標です。


そのためには外の世界の方々との交流が一番だと思いました。

この道一本で生きていると、事実上、経営(流派の運営、会員の管理など)・営業(出演交渉・公演場確保等)・

広報(会の宣伝、詩吟の宣伝)等といった外的業務から内的業務まで一人でこなさなければなりません。

また芸事はこれ加え舞台に出演したり、お稽古もつけに行ったり、つけてもらいに行ったりとしなければ

なりません。舞台に出演する分は年が若ければ若い程ほぼノーギャラの世界です。もちろんそれも腕前があれば、ま

た詩吟自体の認知度が高ければ分かりませんが。しかし率先的にボランティア活動も行っています。もっと世に広め

る事を一番の目的としておりますので。しかし稼げない世界だと認めてしまうのは悔しいものがあります。

若い世代に興味を持ってもらえないのは悔しいです。

お稽古ごとに言えば、お月謝が発生します。まだまだ修行中の身、お稽古は当たり前です。

芸能の世界のお稽古事は習えば習う程教養が身に付きますが、その分毎月の月謝もバカになりません。

毎日外に出て、いつもいい情報はないか、いい案はないかとアンテナを張り巡らしていても、これだけのことを

一人で抱えていたら良い電波を受信し損なう事は常なのです。

一人で考え、実践し、また考えの繰り返しでは、きっといつか電源が切れてしまうかもしれない。

それに伴い、暗い未来は刻一刻と近づいて来ている。

もっと仕事の能率を上げられないのかと。そう考えていました。

そんな折、あるTV番組を見てこのネットワーク社会をもっと有効に活用するべきだと再認識させられました。

ネットの中でみなさんにお話を聞いて頂いて、僕の悩んでいる考えを違う職種の考え方で紐解いてもらったり、

違う観点からのアイデアを出してもらったりできないものかと、そう考えたのです。


皆様が詩吟という世界に興味をお持ちかどうかはわかりません。

でも、例えばみなさんがご自分の会社の事や、ご自分の回りの事、将来の事で悩む時が必ずしもあると思います。

それと同じく僕もこの業界の、流派の未来に悩んでいるのです。

それがこの芸能の世界で生きて行くと決めた僕自身の、将来に対しての悩みでもあります。


どうかこんな途方もない世界ですが、まずはお返事お待ちしています。
 
 

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 投稿者:teacup.運営  投稿日:2009年11月 9日(月)22時53分20秒
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